土地

土地を購入する際には、時には条件がある場合も少なくないので、用途に応じて選ぶ必要があります。特に住宅を建てるための土地を購入しようとしている場合には、様々な点で注意する必要があります。

 

■住宅を建てられない土地

全ての土地に建物が建てられるわけではありません。中には、法律によって建物を建てることが許されない場所もあります。市街化調整区域です。これは、新たに建物を建てたり増築したりすることを抑える地域となっています。反対に家が建てられるのは、市街化区域です。しかし、市街化区域でも、工業専用地域には住宅は建てられないので、注意が必要です。

また、住宅を建てる際には、建築基準法で定められた道路に対して、2m以上接していないと、住宅を建てることはできません。建築基準法の道路であれば、私道でも公道でも関係ありませんが、建築基準法の道路の道路であることが必要です。

この他にも、地下に水道管やガス管などが埋まっていて、住宅を建てられないこともあります。住宅用の土地を購入する際には、住宅を建てられる土地であるか、調査する必要があります。

 

■土地の軟弱性

元が沼や水田などであった土地の場合には、地震の際の液状化や、地盤沈下が起こることも想定されます。図書館などで、整備される前の写真などを見ておくと良いでしょう。また、土地が低くて、雨が降った際に水が溜まりやすいこともあります。雨の日にも一度見ておくことをお奨めします。ただし、こうした土地だからといって、全ての土地がダメなわけではありません。地盤改良や基礎補強工事などで、強固な住宅を建てることもできます。住宅を建てる前に、地盤調査を行っておくと良いでしょう。

 

■境界

隣接する土地との境界が明確である場合には問題ありませんが、時には、明確にわからない場合もあります。将来的にトラブルの元ともなりますので、はっきりとさせておきましょう。土地所有者と離接する土地の所有者の間で、新たに定めることもできますし、法務局にある地籍測量図を調べれば、境界がわかることもあります。

 

この他には、通勤や通学で電車やバスを使用する場合には、駅までどのくらいかかるのかや、バス停は近くにあるのかなども考慮に入れる必要があります。また、スーパーなどの商業施設や医療機関、公的機関がどこにあるのか、周辺の環境はどうかなども、よく調べてから購入することが大切です。一生の買い物となりますので、慎重に選びましょう。