音楽の著作権管理と使用料

JASRAC(ジャスラック:日本音楽著作権協会)という団体をご存知でしょうか。日本での音楽著作権の集中管理事業を営む社団法人です。

音楽はその曲を作った人(作曲者・作詞者など)に著作権がありますので、それを使おうとすれば曲を作った人一人一人に許可をもらわないといけません。例えば、テレビやラジオの番組で1曲流すのにも著作権料を支払う必要があるのです。しかし実際に番組製作の度に1曲1曲の作者に許可をもらったり著作権料を支払ったりしようとすると、とても大変な作業になってしまいます。
著作権の登録や管理に関する相談に乗ってくれる企業などもあります。

そこで、音楽を作った人達の作品の著作権を預かり、許可をしたり著作権料を回収したりを代わりに行っているのがJASRACなのです。

最近はブログやホームページを作る人が増え、そのページに流行の曲を流したいとか、自分が気に入った曲を自分で演奏して、その動画を載せたいといった要望が増えています。

その場合は、JASRACに登録している作者の作品であればJASRACに使用料を支払うことで使うことができます。「この曲を使いたい」と曲を特定するのではなく、「サイトのBGMとして1年間で12曲使いたい」など、どんな形で何曲をどのくらいの期間使うかによって使用料が変わってきます。

歌詞掲載については、JASRACと契約しているブログサービスで、一定の条件のもとであれば、ユーザーが許諾を得たり使用料を支払ったりしなくても載せることができます。

また、特例として、校歌をその学校のホームページに載せる場合に限っては、その学校からJASRACに申込書を提出すれば当分の間使用料が免除になります。歌手が母校に校歌をプレゼントしたりすることがありますが、そういう時には手続きをすれば使用料を払わずにホームページに載せることができるというわけです。個人や同窓会等での申し込みはできませんのでご注意下さい。

ごく稀に、JASRACに登録していない人、例えば普段は音楽を作る仕事ではない人が作った曲などは、直接本人に許可を取らないといけない場合があるので、気をつける必要があります。