病院とクリニック、医院の違い

街を歩いていると○○病院、△△クリニック、~医院、・・診療所など様々な表示をしたお医者さんがみられます。これらの違いは、いったい何なんでしょうか?違いがあるのでしょうか?

実は、医療法という法律があり、その違いが明記されています。大きく分けると、病院と診療所の2つに分けます。クリニックや医院は診療所の別称で法律上の違いはありません。病院は、ベット数が20床以上の入院施設を持つ医療機関をいいます。病院には3人以上のお医者さんが必要で、患者さん3人に対して1人の看護師も必要です。また、薬剤師が1人いることが最低条件になっています。診療所は、ベット数が19床以下の医療施設、もしくは入院施設がないものをさします。診療所はお医者さんが1名は必要ですが、看護師、薬剤師の最低人数の定めはありません。
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次に、外来の基本診療料には、初診料・再診料・外来診療料があります。病気やケガをした患者さんが初めて診察を受けた場合は、一般病棟のベット数にかかわらず、初診料になり点数は270点です。初診後、同一の病気やケガで再び診察を受けた場合、一般病棟のベット数が200床未満の医療施設では、再診料が発生し、点数は、診療所では71点、病院では60点になります。200床以上の医療施設では、外来診療料が発生し、点数は70点になります。

診療所はかかりつけ医としての役割を担っており、再診料は高めに設定されています。また、診療所等からの紹介状なしで200床以上の医療施設で受診する患者さまについては、初診にかかわる特別の料金を、患者さまから徴収することができるようになっています。目安として、1,000円から5000円程度のようです(全額自己負担)。すなわち、病院と診療所の役割分担を明確にするため、外来はできるだけ200床未満の医療施設で、診療を受ける仕組みになっているのです。

診療所の役割は重要で、地域で信頼される存在でなければなりません。